電気グラインダ(日立電気大工)

電気グラインダ_メインイメージ 日立電気大工

電気グラインダ(日立電気大工)について、仕様、組み立て方や使い方などをまとめてみました。

電気グラインダについて

ドライバーの先の曲がりや包丁、ハサミ、ノミなどの刃こぼれが簡単にとぎ直しできます。

使用上の注意

  • トイシカバー、ツールレスト、スパークブレーカーは必ず取り付けてご使用すること。
    取り外したまま作業するのは危険です。
  • トイシは正規の使用面(外周)を使用し側面の使用しない、必ず正規のトイシを使用すること。
    本機の砥石は外径100mm、内径15.88mm、厚さ13mm、周速2,000m/minです。
  • 作業前にはトイシの回転方向から身を避け人がいないことを確かめて試運転を行い異常がないことを確認すること。
    トイシに亀裂、割れがあるのを気付かずに作業しますと非常に危険です。
    試運転の時間は以下の通りです。
    トイシ交換のとき…3分以上
    その日の作業始めのとき…1分以上
  • 回転中のトイシに触れたり手や身体の一部を近づけないこと。
    切傷や巻き込まれの原因になり危険です。
  • 研削粉は火花となって飛散するので引火しやすいもの、傷つきやすいものは危険のないところに遠ざけ、火花を直接手足などに当てないようにすること。
  • トイシを交換する場合は取扱説明書の手順に沿って確実に行うこと。
  • 刃物はしっかり手に持って作業台(ツールレスト)を利用して安定した作業をすること。
  • 刃物は焼けないよう時々水につけること

仕様

トイシ外径100mm
トイシ内径15.88mm
トイシ厚さ13mm
トイシ粒度A60

電気グラインダの組み立て方

以下の要領で組み立てます。

組み立て時は必ず差し込みプラグを電源から抜いてください

電気グラインダ(日立電気大工)

カップリングの取り付け

  • カップリングをモートルのスピンドルにネジ込む。
  • 12mmのスパナ(A)と15mmのスパナ(B)でしっかり締め付ける。
モートルのスピンドルにカップリングをねじ込む
カップリングの付け外しスパナ(A)スパナ(B)

グラインダ本体の取り付け

  • グラインダ本体の角根ボルトの頭とピンをテーブルの穴に合わせ、太い矢印の方向へ少しずらして取り付けM6ちょうナットで固定します。
電気グラインダをテーブルに取り付ける

ツールレストの位置調整

  • M5小ネジをゆるめてツールレストとトイシとのすき間が2〜3mmになるよう調整します。

スパークブレーカーの位置調整

  • スパークブレーカーは作業中の火花および切削粉の飛散を防ぎます。
    万一砥石が破損した場合の安全を確保するため必ず取り付けてご使用ください。
    スパークブレーカーとトイシのスキマは常に2〜3mmになるように調整してください。

モートルとグラインダ本体を組み合わせる

  • カップリングのピントスピンドルの穴の位置を合わせます。
    モートルのギヤカバー部をスタンドの穴へいっぱいに押し込みカップリングとスピンドルを結合させちょうボルトを締めます。
電気グラインダ_メインイメージ

電気グラインダの使い方

  • プラグを電源に差し込みスイッチを入れます。トイシが勢い良く回転してから研削してください。
  • 加工物をツールレストに当てて軽くトイシに押し付けます。

※注意

トイシの外周をお使いください。側面を使うことは絶対に避けてください。

電気グラインダにモートルを装着

トイシの取り外し

  1. カバーを外す
    M4小ネジを抜くと外せます。
  2. スピンドルの回り止めをする
    スタンド側面の穴にドライバーなど直径4〜6mmの丸棒をさし込み回り止めをする。
  3. トイシをはずす
    ドライバでM8小ネジを取るとワッシャ(B)、トイシの順にはずせます。
  4. トイシを取り付ける場合は上記取り外しと逆の手順で行う。
電気グラインダ分解
電気グラインダ回り止めの穴と注油口
回り止めの穴の隣にあるゴムキャップを外すとここからスピンドルに注油ができます。

交換用の砥石について

  • 付属の純正砥石と同サイズのものは無いようなので破損したりしたら使えなくなると思います。
  • ホビー用途ならすぐには減らないでしょうし、破損しない限り一生物な気がします。
  • ヘビーユーザーなら専用品を用意した方が良いでしょう。
電気グラインダ砥石

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