中古ワークベンチの補修と作業スペース確保のため天板の追加作成をしました。
中古のワークベンチを手に入れた
ある日、たまに行く中古工具店に寄ったら処分品コーナーにワークベンチがありました。
経年による汚れや傷があるもののバイスも付いてて税込1,100円!(しかもセール中でさらに半額!)
この価格なら買わない訳にはいきません。
購入したのはリョービWB-10という作業台(ワークベンチ)です。
ゴム足も全部付いてるし良い買い物をしましたね。
と、思いながらあちこち眺めているといくつかの問題点を発見。
天板の一部合板の剥がれ、テーブルを固定しているネジが舐めているなど。
合板は水に弱いから屋外で使用する物はしかたないでしょう。どおりで安い理由がわかりました。
最近ホームセンターで見かけるものは天板にMDFが使われているみたいですね。
水濡れに弱く歪むこともあるようで、天板作り替えの記事をよく見かけます。
実は30年以上前に買った同じワークベンチを持ってたりします。
屋外放置で脚がサビてたり天板の塗装も剥がれてみっともないけど現役です。
で、同じもの買ったのは二台並べて作業スペースを確保したかったから。上に板をおけば広い作業スペースになるし、ウマの代わりにもなって一石二鳥かなと。
ちなみに古い方のWB-10は天板が合板でなく一枚板でした。剥がれて崩壊しないのはいいですが、一部裂けてます。
ワークベンチの天板を補修
という訳で補修するにあたって、まずはワークベンチの天板を外して状態を確認します。
剥がれは裏側の一部だけと思ったらもう一枚の天板は中央から剥がれていましたw
木工用ボンド塗り込めばいいかと思ってましたが、外してみないとわからないものですね。
そこらへんに転がっていたアイスの棒をヘラに加工して木工ボンドを塗り込みます。
ボンドを塗り終わったらクランプで挟んで乾燥。その他可動部の状態は良好なので補修作業は概ね終わりですね。
天板の接着が落ち着くまで次の作業を進めます。
作業台を広くする天板を追加
ペケ台というものがありますが、作るにしてもそれなりに費用がかかるし置き場所にも困りそうです。
なおかつペケ台は二台一組で使うのが基本で作業場所もそれほど広くないのでどうしようか悩んでました。
で、こんな感じでワークベンチに天板を乗せればちょっとした作業スペースが確保できます。たまたま立ち寄ったホームセンターの端材コーナーにちょうど良いサイズのOSB合板があったので渡りに船でしたねw
ワークベンチの天板サイズは610mm x 340mm、手に入れたOSB合板は780mm x 450mmでちょうどいいサイズ。しかも価格は税抜き250円!なのでお得でした。
今回はワークベンチの天板に固定したり交換したりはしないで、このOSB合板は乗せるだけにしようと思います。
ただ、乗せるだけではズレたりして危ないので裏側にズレ防止の枠を付けようと思います。
「日立電気大工」を使ってみた
天板の裏側に取り付けるズレ防止の枠は適当な端材を使うことにします。見つけた手持ちの端材の幅が少々広かったので、今回はじめて「日立電気大工」を使ってみました。
卓上丸のこって縦挽きするのにとーっても便利ですね!簡単に幅の狭い材料ができちゃいました。
ただ問題点もあって、本体が歪んでいるからか?テーブルの取り付けが斜めになっているようで平行が出ていませんでした。
見た目にも、のこ刃とスリットの平行が出てないのが明らかです。ここはおいおい対策しなければならないでしょう。
OSB合板の上にワークベンチを乗せて大体中央になるように位置を決めます。
その外側を囲むように電気大工で縦挽きした端材を強力そうな両面テープで接着。
本当はボンドを塗ってビスで止めた方が良いのでしょう。まあズレなければいいし、面倒なので今回はこれでヨシとしておきます。
作業スペースが増えました
端材で作ったズレ防止の枠はそこそこしっかりしてて、ズレなく安定して作業できそうです。
続いてOSB合板のテーブルをひっくり返してボンド補修したワークベンチの天板に脚の取り付けをします。当たり前ですが枠の位置とぴったりなので作業が楽でした。
ちなみに今回かかった材料代は、中古のワークベンチ550円+OSB合板275円+端材0円で合計825円でした。
ということで二台に増えたワークベンチ+広い天板。二台同時に使うことはあまりないでしょうが、広い天板と二通りで使えるので今後の作業が捗りそうですね。
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