廃材や100均商品を使って散らかったガーデンシンク周りを整理整頓してみました。
散らかったガーデンシンクの現状
物置の横に流し台があるんですが、不用なものが多く整理もされず汚いです。
シンクの縁に置かれた洗剤やスポンジが風で飛ばされしばしば行方不明になります。
前はシンク横に室内用の扉付きキャビネットがありましたが、風雨にさらされ朽ち果てる寸前だったのでこれを機に解体処分しました。
シンク横の不用品がなくなってスペースが空きましたが、散らかったままのシンクは使い勝手が悪いですね。
整理整頓して使いやすく
現状確認ができたので問題点の洗い出しと改良のための検討をします。
- シンクの縁には物を置かない
- 洗剤やタワシの置き場所を固定する
- 物置のトタン壁にワイヤーネットを設置
- メッシュかごに洗剤やタワシなどを入れる
- 材料は100均や廃材を利用して安価に
- 凝った工作はしない
ということで、流し台の幅の範囲内で縦方向スペースに物を配置し、簡単な工作で整理整頓しやすく機能的な収納を目指してみます。
ちなみにこの場所は、風が吹き抜け土埃で汚れがちなので見た目より機能性・拡張性重視で行きます。
材料を調達
概ね方向性は決まったので材料を調達しましょう。
ワイヤーネットは物置の壁に直接付けられないので適当な角材で下地を作りましょう。
ちょうど解体したキャビネットの廃材に80cmくらいの角材がありました。
そのほかの必要な材料はダイソーで次のものを買ってきました。
・ワイヤーネット(ホワイト、約40cm×40cm)
シンク幅が約60cmだったので110円で買える一番大きそうな物を選びました。
・ワイヤーネット用 吊り下げフック 4個
ワイヤーネットを吊り下げるフック。上下セットの4個入りなので一枚ならこれ一つで間に合います。
・工作用水性ペイント(約80ml)ブラウン
吊り下げフックを固定する土台となる角材を塗装をします。
今回購入した材料代は合計330円でした。
物置の壁にワイヤーネットを取り付け
材料が揃ったので、まずは吊り下げフックの土台になる角材の加工から始めます。
廃材の角材は表面が汚いので簡単にヤスリがけして表面を均します。
ヤスリがけをしたら水性ペイントで塗装。
材料のペンキ塗りには100均の「猫よけマット」が便利ですね。
ペンキを塗ったら乾燥させている間にシンク周りの不用品の撤去と掃除をしておきます。
物が置かれていたシンク下の板は腐っていたのでこれも処分します。
腐った板や土をどけてスッキリしましたがどうもシンクが傾いてるようです。
そもそも地面が水平になってないので、脚の下に板状の石などを敷いて水平出しをしました。
ガーデンシンク上の壁にスケールをあてて角材の取り付け位置を検討。
ワイヤーネットの幅40cmに合うちょうどいい位置がありました。
物置の内部には約55cm間隔で棚が三段あるので、二〜三段目の棚の位置に合わせてコーススレッドを仮止めしておきます。
コーススレッドの先端を突き出した状態でハンマーで叩き壁にマーキング、下穴を開けます。
下穴に合わせて角材に仮止めしたコーススレッドを本締めして下地は完成。
こういう場所のコーススレッドの打ち込みはインパクトドライバーがとても便利ですね。
穴あけにはドリルドライバーが便利だし二台あると何かと作業が捗ります。
取り付け位置に合わせて吊り下げフックを固定、ワイヤーネットを掛けたら作業は終了です。
使いやすく整頓されたガーデンシンク
100均商品と廃材を使った安価かつ簡単な工作で、整理整頓しやすく以前より使いやすいガーデンシンクになりました。
高さもちょうどよくそれぞれの置き場が固定されて使い勝手も良くなりました。
ワイヤーネットはカゴの場所を自由に移動できるし拡張性もあっていいですね。
個人的にはほぼ理想的な形となりましたが、今後は必要以上に物を増やさないよう気を付けなければいけませんね。
なんせ今回の一連の作業で大変だったことと言えば、不用品の片付けと廃品の解体・処分でしたから(笑)
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